え…まあ、いいや…

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(やすし)「博士、おれのギャシャチューを出してみてもいいですかぜ?」 やすしは、またもや すかしっ屁をしながら言いました。 (博士)「もちろんじゃ」 博士も負けじと すかしっ屁をしながら言いました。博士は、この技を【すかしっ屁返し】と名付けることにしました。 (やすし)「よーし、出でよ❗プーー、おれのギャシャチュー❗」 やすしはすかしっ屁を出そうと思ったが、失敗して、音を出しながら、モンスターボックスを投げました。 (やすし)「あれ、出てこない…😓もしかして屁の音を出したから?」 (博士)「違うじゃよ、やすしくん知らんのか?【たなもん】を出すときの決まった言葉があることを…」 (やすし)「え?そーなの?このギャシャチューを出すときの言葉は何ですか?」 やすしは 格好良い言葉を期待した。 (博士)「しっかり覚えるんじゃよ、いくぞ【どすこい、どすこい、どんがばちょ、じょんがらぴこたこ、ほほいのほーい】じゃ❗」 やすしは言葉を失った。 するとモンスターボックスが開き、中から、ギャシャチューが出てきた。 (やすし)「うわ…」 やすしはギャシャチューの顔に驚きました。 ギャシャチューの顔は、おっさんだったからだ。 しかもレベルの高いおっさんでした。 やすしは 早速、たなもんマスターの夢を捨てようかと一瞬思ってしまいました。 顔など、関係ない❗必要なのは強さだと自分に言い聞かせました。 (やすし)「ギャシャチューよろしくな❗」 (ギャシャチュー)「ギャシャギャシャチュー❗」 やすしは鳴き声までキモイやつだなと思い、全てにガッカリしました。 (やすし)「よし、博士、それでわもう旅にいくぜ❗ありがとうぜ❗」 (博士)「そーか、それぢゃ、これを持っていくんじゃ❗」 博士は、やすしに【たなもん図鑑を】渡した。 (やすし)「なにこれ?」 (博士)「それは、【たなもん図鑑】と言ってな、どんな【たなもん】か分からんときわ、その図鑑で調べることが出来るという優れものじゃ」 博士は歯の間に挟まってる肉をつまようじで取りながら言った。 (博士)「試しに、そのギャシャチューを調べてみてはどーじゃ?」
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