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契約を破り罪を背負った始祖がいた。
罪人の子孫は天孫の死によって罪を贖われた。
だが、罪は今も晴れない。
祈りは赦しを得るための手段。
なぜ祈る? 赦しは得たはずだ。
なぜ? 神は赦してくれたのではなかったのか?
人は罪に生き、死後ようやく赦されるか判決が下される。
馬鹿な! とうの昔に赦されたはずだ!
なぜ罪は消えない!
信仰など馬鹿げている!
自由なのだ! 罪から解放され、束縛されることはないはずだ!
神よ。私はあなたに反旗を翻します。
私たちに罪など無かった。あなたの存在そのものが、人々を定めてしまい自由を奪う罪そのものだったのです。
自由を取り戻すため、私は抗い続ける。
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