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「…何やら…すごい場所だな」
周りを見ながら俺は言った。
電気が消してあるのに、室内の様子が見えるのは、星形に塗ってある蛍光塗料がまさに星のようにたくさんあるからだった。
「ほんとね~。何か宇宙を連想させるような…そんなロマンチックな感じが…」
「お前がロマンチックなんて使うとは意外だな」
「私だって女の子なんですから、ロマンチックぐらい使います~」
「さっきはレディって…」
「さっ、行きましょ行きましょ」
有無をいわさず、あいつは俺の背中を押してきた。
やがて…
教室の一番奥にたどり着いた。
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