your a side

12/16
前へ
/388ページ
次へ
     泣いて…     泣いて…      泣いて… 子供の様に亮ちゃんに縋って     亮ちゃん    俺ね… 仁とね付き合ってるんだよ   俺ね… 仁の事大好きなんだよ   俺ね… 仁を愛してるんだよ    溢れ出す涙    溢れ出す想い    溢れ出す言葉 すべて受けてめてくれる        亮ちゃん さっきまでのやるせない想いなんかどこかに飛んでいってしまった 泣き続ける俺をただ優しく包んでくれる    亮ちゃん 落ち着いてきた俺は亮ちゃんの顔を見て  「これからも仁の親友で     いてくれるの?」  「当然」  「俺の友達で     いてくれるの?」  「当たり前や」 亮ちゃんの顔には嘘偽りなどなく ただ暖かさだけが溢れていた    亮ちゃん   「ありがとう」 .
/388ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1533人が本棚に入れています
本棚に追加