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｢ちょっと仁君
ねぇってば｣
｢うるせえな｣
振り向いた瞬間
口に何があたる
うわぁ キスされてる
げっ コイツ舌入れてきた
油断した俺が悪かった
引き離そうともがく中
視野の隅に動く人影
マズい 週刊誌か…
女を突き飛ばし振り返れば誰もいない
いや、今確かに誰かいた
和也……？
でもアイツは仕事中のはず
｢痛いよ、仁君｣
｢だからうざいよ
お前いい加減にしろよ
殴られたい？｣
｢女の子殴るなんて
サイテー｣
｢お前の事女だなんて
思わないし 盛りの
ついたメス猫？｣
酷い なんて泣きながら店に戻って行く女
もう二度と俺に関わるなムカつく
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