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髪も乾かさずに外に出れば壁に寄りかかって待っていた和と目が合う
「風邪引くよ」
照れ臭そうに笑う和は俺の首に掛かってるタオルで髪の毛をゴシゴシと
されるままでいれば
「フフッ 仁の匂い
俺の大好きな匂い」
「和ごめんな 今度から
は気を付けるから
それと他のヤツの匂いが
しても絶対浮気はない
からなぁ」
「うん 分かってるって」
もういいかな 抱きしめても?
恐る恐る抱きしめてみれば、さっきみたいに突き飛ばされる事もなくすっぽりと腕の中に収まった和
「んーと、ベッド
行こうか?」
「あっ俺シャワー
浴びてくる」
ハイハイ 逃がしませんよ和を抱き抱え寝室のドアを開けベッドの上に下ろす
シャワーも浴びて眠気も飛んだ今する事は一つでしょう
逃げるようとする和の耳元で
「逃げないで
俺に頂戴 和也を」
なんて言えば真っ赤になった和はベッドに身を沈め
「逃げないから早く来て」
はいっ いかさせて頂きます。
眠れないの夜は恋人同士の甘い時間の始まり
end
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