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「ガーイ♪」
「いやだ。」
名前を呼ばれた瞬間に即答をするオレ。ジェイドは「まだ何も言ってないじゃないですかぁ~」と笑いながら答えてくるが、なんとなくこんな時はろくな話ではないため先に断るのが正解であろうと思った。
案の定ジェイドは手に変な薬を持っていた。また実験のためにと協力させられるに違いない。此処は引かずにはっきり断っておかないとオレの身が危ないのだ。
「また何か作ったのかい?旦那…。悪いけど実験体になる気はないぞ」
「まぁまぁ、そう言わずに♪これを飲めば、いー気持ちになれますよ~」
そういってじりじりとオレに寄ってくるジェイドに対し、オレはそれに合わせ後ずさる。いつもそんなことを言ってろくなことにはならないため、素直にはいそーですかとはならない。
「ガイ、飲まないとHなことしちゃいますよ?」
「なっ…!それ卑怯…っ!」
言葉を遮るようにジェイドの口唇がオレの口唇を塞いだ。歯を食いしばるが、無理矢理舌を入れてくるジェイド。舌を引っ込めようとするがうまい具合に舌を絡みとられ成すがままにされてしまう。
「ん、んぅっ…!」
濃厚なキスを存分に楽しむとようやく口唇を離してくれるが、オレはくたっと身体から力が抜けてしまい相手にもたれ掛かる形になる。そうすると相手はにやりとあやしい笑みを浮かべ腰に手を回してきた。さらにはすりすりとお尻を撫でてくる始末。しかしオレには抵抗することが出来ず…
「まだキスだけですよ?」
「ぅ、うるさっ…」
くすくすと嫌味な笑いを浮かべながら尻を撫でていた手は自身へと伸び、きゅっと軽く握られビクッと躯を震わせた。そうすれば相手はさらに嬉しそうにして、自身をズボンの上から擦り出した。なんとか声を押さえながら快楽に耐えるが躯は素直に反応をし、自身はだんだんと元気になっていくのが自分でもわかり、かぁっと顔が熱くなっていくのがわかった。
相手はまだまだという顔をし、また深い口付けをしてくる。そのまま自身を揉んだり強く擦ったりしてどんどん攻め立ててくる。
「ぁっ…はぁ…」
「おや、声…出てますよ?」
「う、るさっ…ふぁっン!」
声を出さないように手で口を塞ぐが、それを相手に外されまたキスをされる。しかし、今度は無理矢理何かを飲まされた。
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