第弐話

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そんな中ダブル総司の姿がなかった。 「客よせかな?」 そう思い廊下を出ると。 「総司君だ!総司君が文化祭に参加してる!」 「それに新撰組のコスプレだなんて!写真写真が欲しい!!」 「ちょ総司君の隣だれ?可愛い!!」 大人気でした。 「お前等はいんなら入れよ!入んねぇなら失せろ邪魔だ」 と総司が暴言を吐いても女生徒の興奮は納まらずむしろ興奮していた。 「私入る!」 「私が先よ!」 「私だし!」 「まぁまぁ」 沖田は優しく女生徒達に話しかけ。 「落ち着いて下さい、ちゃんと入れますから並んで下さい」 「はい…」 「気をつける」 「……可愛い」 沖田はニコッと笑いかけた。女生徒達は顔を紅く染め目を輝かせた。
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