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そしてなんやかんやで、皆様はお手伝いをすることになったそうです。
「ほらよ、注文とやらは以上だろ」
土方は無愛想に団子をだした。そのテーブルにいた女の子二人は、初め嫌な顔をしたが、土方が去ると一気にニヤケた。
「やっばい!超イケメン!!」
「わぁん彼氏に欲しい!」
土方はムスッとしたまま誠に近づいた。
「土方さんお疲れ様ですどうです?」
「どうもこうもねぇよ!誠!!後で覚えておけよ?」
「えぇなにを!!」
ズカズカと土方は奥の部屋へと姿を消した、誠はため息を着き周りを見渡すと喫茶店というかホストクラブになっていた。
「わぁ君可愛いね!」
「そっそうですか?」
「うん、今まで何千人と女性見てきたけど一番可愛い」
「きやぁあ原田さまぁ!!」
「原田様私!次私です」
原田は自分が席に座り女生徒が原田の周りでキャッキャッウフフしている状況であった。
「仕事しろーーー!!!」
別の方を見ると、永倉と藤堂がおろおろしていた。おろおろというより丁寧に物を運び過ぎてガチガチだ。
「お、おまちどう…すまねぇなこうゆうの慣れてねぇもんだから」
「大丈夫ですよ、ありがとうございます」
「…こちらこそ来てくれてありがとな!」
満面の笑みを注ぐ永倉、女生徒は目がハートにでもなる勢いであった。
「永倉さんいい感じ…だけど」
近くにいる藤堂に目をやると。
「あわわわわ!すっすみません!」
水をこぼして慌てたり。
「わっわぁあ!!」
お客様の足につまずいて転んだりと、失敗ね連続でした。
「すみませんすみません!」
「気にしないで!こうゆうの初めて?」
「はい……」
藤堂が落ち込んでしまいお客様も可愛いけど困ったという表情をしていたするど。
「大丈夫だ平助!次からは俺が助太刀してやるよ、だから泣くな!土方さんに怒られんぜ?武士道武士道!泣いたら男の恥だ!それに俺も苦手みたいだしよお互いに…な?」
「……永倉さん…」
永倉が藤堂の涙を拭き取り優しく頭を撫でた。
お客様の反応は……。
(萌え!!…激萌えだわ!)
(今までホモは嫌いだったけどこんなに美しいだなんて!!)
(男の友情万歳!!!)
腐女子化してしまったとか。
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