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「ハァハァハァ……どうゆう事だ」
「あの土方さん…」
「…入れ」
市村が頭を一度下げ、再び頭を上げて要件を告げた。
「局長がお呼びです」
「分かった下がれ、あっお茶を入れて持ってこい」
「承知」
土方は背伸びをして立ち上がり局長室に向かった。
* * *
「土方さん遅いですよ」
「………」
いつもならまだ起きていない、沖田や永倉、原田までもいた。
「歳…聞きたい事が」
「なんだ?」
「夢見か??」
「!?………見た」
「どんな夢だ」
夢の内容を説明をすれば皆やっぱりというような表情をした。
皆同じ夢を見ていたらしい。
「じゃ…周りの気配って…お前らだったか」
「じゃもしかして妙に怖い殺気放ってたの土方さん?」
藤堂が凄い怖かったと呟き胸を撫で下ろした。
「不思議な夢やったな」
山崎は頭をかきながらそう呟いた。
襖が開き、市村と誠四郎がお茶を運んで皆に配りだした。
「なぁ誠四郎と……誰やそのちっこいの」
「むっ…いっ市村鉄之助です以後お見知りおきを」
「市村君なぁ、自分ら夢みんひっかった?」
「俺は別に…」
「俺も」
「じゃ本当にここにいる奴らだけってことか」
土方は腕を組んだ。
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