星のカケラ

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あなたは楽しそうに話すけど、その会話の中に出てくる……有名人を私は知らない。 ふと思い出したのか、かなり以前にやってたテレビ番組の話題を振ってきたり。 私は、たいてい分からないことばかりで、ついていくことができなくて、ただ、戸惑いながら相槌をうつくらい。 でも、今は。 それでいい。 そういうカンジが、私にとって居心地がいいから――――。 どこにでもいる、ありきたりな関係じゃないことは確か。 ……なんだけど。 私の中に、あなたへの愛しい想いがあることも真実なんです。
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