インフルエンザで休んでたある日のこと

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その後、部屋にて。 棒立ちのままの私は、箱に目をやった。 「…開けるか」 随分簡素な包みをはがし、フタを開けると、 「…?」 XANXUSの羽根飾りに似たデザインの、革のネックレス。 と、 「メッセージカード?」 そこに書いていたのは、たった一言。 『Buon compleanno』 そんなことがあった10月25日。 「…アタシ、誕生日11月ながやけんど」
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