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―それから数十分後。
ドンドンドンドンッ
出窓の方から音がする。その音で目が覚めた。
「…ちっ、留守かぁ」
「壊してでも入れ」
「ゔぁ゙!?何言ってやがる!!」
…聞き覚えのある声だ。
だが一応確認しておこう。
「あのー、入るがやったらそこのドアから入って下さいよ」
と言って出窓を開けると、
「!」
そこにいたのは、黒ずくめの男二人。向かって左側は黒髪に羽根飾りを付けた、顔に古傷のある男。右側は長い銀髪で左手に剣を持った…というより縛り付けた男。
「…~~~~~!!」
間違いない。
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