インフルエンザで休んでたある日のこと

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「…で、用件何?」 とりあえず二人に麦芽コーヒーも出しながら聞いてみた。 「用件聞くのは写メ撮る前にするもんだろーが…」 「………これ、ウマッ」 「てめーも何か言えよクソボスぅ!!」 ゴキャ!「ぐぁ!」 スクアーロに、XANXUSの鉄拳が飛んで来た。 「ねえねえ用件何ながー?」 なにボスに対してタメで話してんだ。(と、横にレヴィがいたら言われてたかもしれない) 「俺等を匿え、カス」 「え?もしかしてミルフィか何かに追われゆう系?ウソやぉー、こんな田舎やのに。第一ここにダーとスクぴょんがおる時点でどーかしちゅうろう、うわーアタシ寝ゆう間にどっか打ったがやろーか?やないと説明つかんもこの状況」 「テメーさっきから訳分かんねー言葉でしゃべってんじゃねーぞぉ…」 あ…そっか。 この人等、土佐弁聞いた事ないがや。 「…アンタ、日本国民が全員、標準語か関西弁で喋るて思うたら、大間違いで?」 「は?」 「下らねぇ話はそこまでにしろ、カス共」 「ちいっ…」 言葉に関するカルチャーショックはこのくらいにしといて、話を本筋に戻す。 「匿う言われても、何でなが?」
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