リアル-高校-

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教室に入ると携帯と睨めっこしてる桐兎がいた。 「おはよう!!!桐兎!!」 「・・・」 海が挨拶しても返事がない。 「おはようってば!!!」 「・・・」 「おはー」 「あーっもー!!!うるせーな!!今、蒼夢-ウミノユメ-について調べてんだから話しかけんな!!!」 昨日の武器よっぽど欲しかったのな・・・。 膨れっ面の海を引っ張って席についた。 「桐兎のやつムカつく!!!!」 「しゃーねーだろ。あいつ銃マニアだしよっぽどほしいんだろ。多分今日も手伝わされるな。」 蒼夢-ウミノユメ-は武器タイプは二丁銃。 銃使いの桐兎にとっては喉から手が出るくらいほしいのだろう。 ちなみに桐兎は罠師でもあるのでトラップ全般は桐兎に任せてる。 「僕は絶対手伝わないもん!!!」 海はリアルでも一人称は僕だ。 「はあ・・・。」 -キーンコーンカーンコーン- 「席につけー。出席とるぞー。」 チャイムが鳴り先生が来た。 退屈な一日が始まる。
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