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-コツン!
眠くなるような教授の話を聞いてるとおでこに何か当たった。
前を見上げると2列前に座ってる雄大がニヤケて手を振っている。
バカやろう、見つかるぞ?w
俺は小さく折られた手紙らしき紙クズを開いた。
『ちょー達也から話聞いたわ。
つかマジでウケるんだけど!
今日お前の家にその子見に行ってもいい?(笑)』
ちくしょーあの野郎ww
口が軽すぎじゃないか?
次に達也に会ったらシバいてやろうと心に決めた。
『見世物じゃないんだからな。
問答無用でダメったらダメ。
てか手紙やめろ!バレる(笑)
せめてメールにしやがれタコ!』
ルーズリーフを破って返事を書いて雄大目掛けて投げる。
意外に遠いんだよ、これが。
でも悔しいのでアイツにも当ててやると思って力いっぱい投げた。
…あ、失敗。
奴の斜め前に座ってる小山さんに当てちまったww
ごめんね、小山さん。
たまたま奴の近くに座っちゃったことが不運だと思ってくれ。
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