164人が本棚に入れています
本棚に追加
・・・そして、今に至る。
というより俺の負けだ。
知らない小学生を家に上げるのは抵抗があったが、あのまま玄関で言い争って近所から変に思われるのも御免だ。
このときは話し合って帰って貰えればなーなんて軽く考えてた。
…後に大誤算だと気づくのだが。
おかしな奴だが客人に何も出さないのも悪いと思った俺は冷蔵庫からお茶を出した。
…何て律儀なんだ俺は!
「ほらね、やっぱり」
カナという奴は呟いた。
「ん…?何がだ?」
「わけもわからない奴にでもお茶出したでしょ?
そんなことできる翔太さんは悪人じゃないからね♪」
…少し照れちゃった俺は負けだ。
「や、普通出すっしょ…。
まあとりあえず教えてくれ!
お前は何のために来たんだ?」
最初はカナちゃんとか言ってたがもはやお前呼ばわりであるww
「だから彼女になりに来たの!」
・・・・・。
何度言われてもわからないということは俺の理解力がないからだよな!?
うん、そうだ!きっと!
そういうことにしておきたい。
誰かこんな馬鹿な俺にでもわかるように3行で説明してくれwww
最初のコメントを投稿しよう!