プロローグ

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あれ? ここはどこだろう? あぁ、そうか。私は死んだんだっけ。 私、シェルウィ・エラルビィは、気付けばフォルの使い魔、閻魔大王様の前にいた。 「よもやお主が死ぬとはな………」 「あの、サナとレンジュは?」 「サナは現在では力を持っておらぬから天国だ。 レンジュは本来悪魔になる力を持っているが何をするか分からんから地獄だな。 さて、そこでお前だが………。悪魔と守護霊、どちらがいい?」 なるほど、私には悪魔になれる力と守護霊になれる補助魔法があるってことか。 「どっちもなりたくないよ~。あの世界に戻っちゃうと色々面倒そうだし」 「しかしこちらにもメンツというのがあってだな、力あるレンジュを悪魔にしなかったからお主をどちらかにせざるを…………ん? そういえば………」 どうかしたのかな? 「分かった。お主は魔神を越え守護神を越える。ならば、お主がなるのは──── 天使だ」 「はい?」 聞いたこと無いけど………。 「ちなみに、お主で史上2人目だ」 「はい~~~???」
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