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私が天使~?
あり得ないよ、そんなの。まぁ仕方ない。
しょうがないから天使になりますか。
絶対服従は無くなったはずだけど、きっと身に染みてるんだろうな~。服従することが。
まぁいいか。天使もきっと悪魔や守護霊並みに寿命長いだろうし、いつかサクライやルシアに会えるかもしれないしね。
私は、天使の園と呼ばれる所に来ていた。
ここには史上1人目の天使がいるらしい。
閻魔大王様が言うには、天使に関しては全く知らないから1人目の天使に分からないことを聞け。とのことだ。
「どこにいるのさ………。どこにもいないじゃないか………」
シエルは溜め息をつきながら一面の花畑を歩き回る。
「しょうがないなぁ………。検索開始。対象、超高位魔術者。検索用大型結界、てんか────」
「その必要はありませんよ」
シエルが魔法の使用を止める。そして、大きな溜め息をついた。
「もっと早く出てきてよ………」
「すみません。なにせ初めての来訪者ですので」
「そりゃそうか。なにせ私が史上2人目だもんね」
御大層なこって。やれやれだね。
「それでは、下界の様子を見ながら天使の話をしましょうか」
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