プロローグ

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プロローグ

蒼い星が画面いっぱいに見える。 朦朧とした意識の中で、この星に関する知識を思い出そうとするが、そんな事だけに集中できる筈がない。警報音が船内に響き渡り、どうする事も出来ない現実に引き戻される。 (操作が…) 壊れかけた船はどんどん蒼い星へ近づいていき、近すぎで画面には映りきれなくなった。彼の意識もそれに合わせるように遠のき、そして、そのまま――
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