寝顔

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今までの激しさが嘘だったかのように 天使のように笑みを浮かべているようにも見える君の寝顔。 さっきまで、まるで小悪魔のように僕を誘って惑わせて弄んでいたくせに。 白いシーツがまるで波のように君を包み込んで 見え隠れしながら 時折隙間から見える君の素肌が妙に艶めかしい。 へたなAVの丸見えの映像なんかより僕を興奮させてくれる。 君の爪が僕の体に軽い痛みを残しても それは苦痛ではなく 焦らしてるの? それともこうして欲しいとの訴え? 僕は君が望むことはしてあげるよ。 君の歓喜の波を何度でも起す為にならね。 君が満足するまでいくらでも。 シーツで半分顔をかくして眠っている君の長い睫毛。 僕はこの時間が好きなんだ。 体の欲求ではなく。 仔猫のように静かな寝息をたて 僕にくっついて丸くなって眠る君が愛しい・・・ やわらかい髪の絡まりを解きながら しばらくはこの時間を楽しませてもらうよ。
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