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出会い
友人に連れて行かれた店に君は居た。
真っ直ぐな長い茶髪。
カラーコンタクト。
白い肌。
どこからみても日本人ではないと思った。
他の客の席で明るく笑い
ふざけ合い、
その時から僕は君に惹き付けられていたんだ。
君が僕の隣に来て名刺を渡し
名乗った源氏名は 《エリカ》
妖しく微笑んで
僕をからかい
《また来てくれたらkissしちゃう》
その時から僕は君に夢中になった。
簡単な 飲み屋でのやり取り。
甘い誘惑。
逢う度に変わる彼女。
本当の君を知りたいと
初めて 君を見たときに
僕の運命の流れが変わった。
硝子の心を隠し保ちながら
強気に振る舞い
陽気に笑い
弱さは隠し。
それが彼女の魅力。
僕は彼女の心を守るために出会ったのかもしれない
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