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crystal heart
きっと今でも君は
僕の前でも強がっている。
いつかきっと僕が
本当の笑顔を引き出せると
確信に近い気持ちでいた。
僕は彼女にとって
どんな存在だったのだろう。
「他の男(ヒト)と私が一緒に居る事を イチイチ 気にするような事 口に出すような小さな男は必要ないから!」
最初に釘を撃たれたのは僕。
「それがアタシのbusinessに繋がるのよ~」
蓮っ葉な態度。
僕を振り回す。
悔しいと泣く。
僕は彼女の慰め役から
いつ彼氏にrankupできる日がくるのだろう。
あの時は既に
彼女の硝子の心は砕け散っていたのかもしれない。
ゆっくり 焦らず。
砕けた破片を拾って
僕が修復できるなら。
気が強く、刺すような眼差しの彼女に
いつか 曇りのない笑顔を。
いつか青空の下で。
させてあげられる日が来ることを。
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