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リザ「そ、そんなことより!はやく学校に行かないと遅れるよっ!」
嵐「わかったからそんなに急ぐなって。」
俺は軽く走ってリザに追いついたんだが....
大丈夫か?コイツ。
まだ顔が赤いまんまだし、となりに追いついても軽くうつむいててこっち見ないし。
極めつけは話しかけても「うん」とか「そうだね」とかしか言わないときた。
どうしたんだ?本当に。
結局会話がつながらない状態のまま俺とリザは学校に着いてしまった。
そして校門をくぐり抜けようとしたとき、
「嵐くん!リザリザ!おはようなのだ!!」
「嵐君、リザちゃん、おはよう。」
後ろから二人の声が聞こえたから俺とリザは振り向いてあいさつを返した。
嵐「ああ、おはよう二人とも。」
リザ「おはよっ!サラ、アル。」
さて、この二人だが先に挨拶したのがサラ、後にしたのがアルファだ。
まずサラだが、本名はサラ・ウィンド。
コイツはシーフ志望で同じクラスだ。
少し背が低く小柄だが、本人はそれを生かしたいらしい。
それからサラは、少し変なしゃべり方をするが場の雰囲気をよくする明るさを持っている。
次にアルファだが、本名はアルファ・グースで、俺は「アルファ」って呼んでいるがみんなは「アル」と呼んでいる。
戦士志望だが、性格は至って温厚でいいやつだ。
戦いでみんなを守りたいという気持が強く、守るなら攻撃と防御の両方が出来るのがいいと思ったらしく戦士を選んだという。
俺にとっては親友と言えるやつだ。
ちなみにコイツも同じクラスだつたりする。
そして前に言った他の二人とはこの二人のことだ。
ぶっちゃけると初めての実戦練習でのメンバーが俺とリザとサラとアルファで、みんな打ち解けたのでこれからもこの四人でやろうってなった訳だ。
....そういえばリザの様子が戻ってたな。
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