変わらぬ日々

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俺達の教室「2-D」に着き、それぞれ自分の席に荷物を置いてまた四人で話していた。 ついでに俺の席は窓側で一番後ろという最強のポジションだ。 さらに、俺の右の席にはアルファ、前がリザ、右斜め前にサラといつものメンバーが密集している。 とりあえず俺はリザからもらった宿題を自分のに写している。 さすがにそれくらいしないとバレるからな。 途中アルファが「がんばって」と応援してくれたが、サラの妨害が入ってきたりと作業は難航していた。 しかし書き写すだけだからかすぐに宿題は終わってしまった。 一時間目から実戦練習だからな、朝に終る量で本当によかったな。 しかしリザには何かしてあげないとな。 今日だってマジで助かったし、日頃の感謝の意味も込めて何かしないと。 金も割りとあるし今日の放課後にでも何か奢ろうかな? まぁ奢るものは…本人の要望でも聞くかな? リザ「嵐ぃ、宿題終わった~?」 リザが丁度良く話しかけてきたから聞いてみるか。 嵐「ああ、今丁度終わったよ。あ、コレ、宿題ありがとな。」 リザ「うん、どういたしまして。」 嵐「なぁリザ、今日の放課後空いてるか?」 サラ「ほぉ~嵐くん。リザリザにデートのお誘いでもするのかな~?」 突然会話に入ってきたサラは最初から爆弾発言をしだした。 デートなんかさらさら思ってなかったのにサラがデートとか言うから動揺してしまった俺は、たぶん顔が赤くなっていただろう。 嵐「ばっ、馬鹿!!そんなんじゃねーよ!!お、俺はただ宿題を見せてくれたお礼に何か奢ろうって思ったから...」 サラ「はいはい、わかってるからわかってるから。」 サラは俺に向かってニヤニヤしながらそう言った。 ったく..サラは相変わらず人をからいやがって.. だいぶ落ち着いた俺はリザとアルファがどんなリアクションをとったかが気になったから少し見てみたら.... アルファはこちらを見てニコニコと微笑んでいる。 人事だと思いやがって。 結構恥ずかしかったんだぞ! 次にリザだが、コイツは顔を真っ赤にしながらあたふたしている。 まぁいきなりデートなんて聞いたら焦るよな、普通。 するとまたサラがしゃべりだした。
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