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洋平が自分の気持ちに気付き始めた頃、
和樹達は最後の走り食いをしていた。
美和 「おいし~い。」
朋華 「ほんと、このタコ焼き、おいしいね。」
陣取った特設テーブルの上に所せましと
タコ焼きやらお好み焼きやら出店フーズが並べられていた。
和樹 「やっぱり、祭りと言えば出店だよな~。」
公祐 「確かに、本当に上手いよな。」
女の子二人は上品に食べてるが
和樹と公祐は
焼鳥やら唐揚げやら焼きそばに食らい付いていた。
美和 「もう、二人共慌てると詰まるよ。」
朋華 「本当、気をつけてね。」
と朋華にそう言われた直後だった…。
和樹 「うぅ…。」
公祐 「?。」
和樹が手をばたつかせ何かを欲しがっているように見えた。
朋華 「はい。」
しょうがないと言うように朋華が水を手渡した。
和樹 「ぷはっ、ありがとう、死ぬかと思ったよ…。」
朋華 「もう、気をつけてって言ったばかりなのに~。」
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