……皇泉祭……

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昼休み 和樹と公祐はいつも通り 屋上での 昼ご飯を食べていた。 公祐 「いや~、 昨日のはちょっと疲れたよなぁ。」 和樹 「本当 オレもちょっと疲れが残ってるよ…。」 そう言うと パンを食べながら 二人揃って 後ろにゆっくりと寝転んだ。 ゆっくりと 青い空を流れる白い雲、 公祐と和樹は何を言うでもなく 青空を眺めている。 しかし それは長くは続かなかった。 夕香 「ほんとだ、 二人共いるよ。」 朋華 「ねっ、 言った通りでしょ。」 二人の頭の上で 扉の開く音がしてすぐに 聞き覚えのある声が聞こえた。 二人同時に 頭を後ろに反らして誰だか確認する、 上下逆転したその世界に舞い降りた二人の美少女 もとい 朋華と夕香が立っていた。 公祐 「二人共どうしたの?。」 夕香 「朋ちゃんに誘われて、 みんなでお昼食べようと思って。」 公祐の問い掛けに夕香がランチバックを 後ろ手で組んだ所から出してゆっくりと 和樹達が陣取っている 屋上中央に歩いて来た。
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