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先ほどよりかは
朋華は苦しそうではないようだが、
それでも額にはうっすらと汗が滲んでいた。
和樹 「一応、保健室には行こう、
オレが付いていくから。」
朋華 「うん…、
じゃあちょっとお願いするね…。」
和樹の言葉には
朋華も大人しくなって
和樹に支えられるようにして屋上を後にして
保健室へと向かった…。
夕香 「朋ちゃん…。」
公祐 「大丈夫、
和樹が付いてるし、疲れただけだと思うよ。」
心配そうに
二人が行った扉の見つめている夕香、
そんな彼女を見ていた公祐、
少しでも安心させようと、声をかけたが、
その言葉も気休め程度にしかならなかった…。
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