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銀色の髪の毛。
髪が立ってて…きっと本人に言ったら怒られるだろうけど鶏冠みたいな髪型で
まつ毛が長くて肌が綺麗で
寝顔が、今まで見たことがない位整ってて…
とにかく言いたいのは、
綺麗すぎるって事で、
なんだか見てる内に胸がドキドキしてきた!
もしかして、ああいうのが
「すりーぴんぐびゅーてぃー」ってやつなのかっ!?
「アイザック君!起きて。お返事しないと怒られるよ。」
いきなり寝てたら、隣のやつに起こされた。
せっかく寝れたのに着なれない服のせいで、すぐに目が覚めた。
隣のやつは起きたのを見てホッとしたように見ながら笑った。
「良かった。さっきから起こしてるのに、起きないから心配したぞ。」
「別に心配しなくてもいいし、起こさなくてもいい。」
「そういう訳にもいかないだろ。せめて返事してから寝たらどうだ?」
「…………ん」
めんどうだから頷いて
改めて名前を呼ぶ不機嫌そうな担任に急かされて返事をした。
「もう寝ていいぞ?」
「…部屋に帰って寝る。」
「そうか?でも眠たそうだな…」
「こんな朝早くに起こされてるからな。」
「じゃあ寝たら教室まで連れてってあげるよ。それから、おれはウィルスン・コーザスっていうから。」
「…………ん」
また小さく頷いて目を閉じた。
隣はやっぱり寝た。と小さく呟く。
運んでくれたら一番いいのに
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