(1) 応募する生徒会

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 「むー…。むり!」  会長のスペックでは理解できなかったみたいで、考えるのをやめてしまった。  「まあ、帰りましょうか」  「そうだな」  「そうね」  「あの~、真冬ここまで何も発言していないんですけど…」  (しまった、会長以上に扱いにくい人物を目覚めさせてしまった)  「いいんですよ、どうせ真冬は生まれてきてはいけなかったんですから…」  彼女がこの落ち込んだ状態になると実の姉である深夏ですら扱いに困ってしまう…。  「…そうですよね、真冬は…」  まだ、自分の席で愚痴っている…。
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