プロローグ

3/3
35人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
・・・・・・時はさかのぼって高校2年4月 俺は無事に2年に進級できた。 まあ、もちろんのごとく俺以外のSOS団のメンバーは余裕で進級した。 今、俺が居る場所は北高の昇降口。俺は新しいクラスは誰が居るのか調べていると何とびっくり、また、ハルヒと一緒のクラスになった。 『これは偶然か?』と思ったまま自分の教室に向かっていた。俺の教室は2年B組だ。俺が教室のドアを開けるともうハルヒは自分の席に座っていた。俺も席に座ろうと黒板に書いてある座席表を見た。そして、自分の出席番号の書いてある座席に座り後ろの奴に声をかけた。 「おはよう」と後ろの奴に声をかけた。面倒くさいから後ろの奴の名前を言おう。ハルヒだ。 ハルヒは俺の挨拶にきちんと答えた 「おはよう」と言いHRの始まるチャイムが鳴った。 チャイムが鳴り終わると同時に担任が来た。俺たちの担任はまたしても岡部だった。岡部がいろいろと話してチャイムが鳴り俺たちは体育館に移動して校長の話しを聞き教室に戻って今日の学校は終了。みんなが帰っている中、俺は文芸部室(SOS団の部室)に向かって行った。 俺が部室にたどり着いてドアを開けると居たのがハルヒ以外の3人が居た。 長門 有希 朝比奈 みくる 古泉 一樹の三人だ 部室に入ると同時に朝比奈さんが気づき挨拶をしてきた。 「あ、キョン君こんにちは~、今、お茶を煎れますね」と言いメイド服姿の朝比奈さんがせっせっとお茶を煎れる準備をしていた。何故、朝比奈さんがメイド服姿なのかと言うとハルヒのこの言葉が原因だ。「此処に居る時は絶対この服だからね」と言ったからである。だから、朝比奈さんはメイド服なのである。 俺はいつもの定位置に座り、俺の前の奴が話してきた。 「どうですか、一勝負?」と言いオセロを出した。 こいつの名前は古泉一樹、超能力者である。こいつは、毎回ゲームを持ってくるが相当弱くて俺に勝った事が無い。 俺がやるか悩んでいると窓の近くで読書をしている長門がいた。 こいつの名前は長門有希、宇宙人である。長門には何度も助けられた。 長門は元文芸部で何故SOS団に居るかと言うと、この部室をハルヒが乗っ取った時にたまたま居たからハルヒに勧誘された。 今現在、この三人と俺を無理矢理SOS団に入れた張本人がまだ居ない。 まあ、来なくてもいいんだが、俺がみんなの自己紹介をし終えた10分後そいつが来た。
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!