嗚呼、私は。

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一体何時まで生ける苦しみに悶えなければならないのでせう。 競争が嫌いであるけれど食物連鎖の関係上、上位の存在であるし、 他のモノを食らわなば生命として生き続けることができぬ。 嗚呼己は罪深き罪人でありませう。 生きる意味、意義共に見失い、只流さるる儘移ろいゆく儘、虚無を輩(トモガラ)として生きてゆかん。 嗚呼嗚呼、私は懺悔をしませう幾らでも。 この行為に意味があるとするなれば。
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