巡り逢い

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朝、俺は目覚まし時計より早く目が覚めた。 「あぁ~、なんか意味わかんねぇ夢見たなぁ…」 しかしあの夢は夢であり夢ではない感覚だった。 「やべぇ!!ボーっとしてたらこんな時間じゃん!!学校!!」 俺は『佐伯優斗』 高校生だ。性格は大人しい方である… 自己紹介はこの辺で終わりにしとこう。 そして俺は朝食を食べずに自転車で学校へ向かった。 学校に着いて教室に入った 「優斗~おせぇぞ~」 だるそうに話し掛けてきたのは幼なじみの『如月康平』 康平は俺とは正反対の性格で、明るいし友達も沢山居る…羨ましく思えるやつだがいい友達だ。 そして学校が終わって康平と帰った… 学校の帰り俺は自転車を急に止めた。目についてしまった所は古びたお寺…自分でも何故か解らなかった… 気が付くと黒猫が俺をじーっと見ている (なんだこの猫、何処かで見た事あるような…) チリーン…鈴が鳴って黒猫は寺の方へ向かって行ってしまった… 「おい!!待てよっ!!」 俺は何故か黒猫を追いかけて行った… 「優斗、何処行くんだよ!!」 俺は寺に入り黒猫を追いかけて行った… すると黒猫は何処かで見た事のある女の子の所へ行った… その女の子はちょうど今朝見た夢に似た光景だ…
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