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しばらく機内で待っていたら、受け入れ準備が出来たと通信がきて
私達は宇宙船をぞろぞろと列を作り降りる。
「…ここが、ユグドラシル、そしてあれが噂の」
船をおりると、まず目に入ってきたのがユグドラシルの名物とも言える
人型決戦兵器GMIの銅像が出迎えてくれた。
宇宙船の発着場から自動道路に乗りゆっくりと移動すると、広い空間へと出る
大勢の人が楽しそうな表情を浮かべ、会話したり買物したりしてる
ここは数多くの店が並ぶショッピングエリア、生活に必要な物は全てここで揃うらしい。
ちなみにユグドラシルは大きく分けて三つのエリアがある
まずはここ、ユグドラシルの中心に位置するショッピングエリア
次にショッピングエリアからさらに奥に行くと、軍関係者しか入れない
オペレーションエリアに出る、そこはユグドラシルの頭脳と心臓部
施設の全システムを管理していたり、敵と戦闘になれば司令部としも機能する
そして最後にユグドラシル後部に位置する場所に
パイロットやエンジニアを育成する施設、ウィル ガーランド学園がある
そう、私が入学する学園、そこで私は人型決戦兵器のパイロットになるために勉強や訓練を受ける。
ちなみに居住区も学園地区に隣接している、何故なら戦闘が起きればシェルターとしての役割を持っているから
後はまだ説明を受けていないから分からない、情報規制というやつだ
地球に住んでいたときは、宇宙で起きている戦いの映像はいっさい流れていなかった
だから私は敵の姿形を知らない、けどついに……
「…奴らの正体が分かる」
私はそれを知るためにユグドラシルに来た。
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