アルフィーラン学園

4/4
前へ
/195ページ
次へ
ロックス「………で何ですか?」 ウララ「えぇちょっと気になる所があってね…あなた達に行ってもらいたいのよ」 アリカ「気になる所?そんなものAランク部隊に行かせりゃいいじゃない」 ウララ「行かせたわよ…Aランクの人を10人………全滅よ……」 アリカ「えっ……!」 ロックス「そんな……!」 無理もない。 アルフィーラン学園はS・A・B・C・Dランクまであり今私達がいるのはDランク…Dは《イコール》の能力がまだ開花していない……Aはイコールが3つあり受け入れる依頼も多くなる……それが10人もやられるなんて………それってヤバくないですか? ロックス「ちょっと待って下さいよ!それってヤバくないですか!?」 ウララ「いや、それが1人だけ帰ってきて最後に言った一言がね。「大人がいない」って言ってたのよ……これがどういう意味かは分からないけど……多分大人だからダメなんだと思うの…だからお願い」 アリカ「だったら別に私達じゃなくても………」 ウララ「アリカちょっと来て?ロックス君はちょっと待っててね?」 ロックス「はぁ……」 アリカ[なによお母さん!] ウララ[なによじゃないでしょう?せっかくロックス君と2人っきりなんだから行きなさいよ!] アリカ[なっ///なんで知って………あっ!///] ウララ[やっぱりね…日頃からチラチラロックス君を見てるんだもん……気になるんでしょう?] アリカ[///………うん///…] ウララ[なら決定ね!] ウララ「ロックス君!明日にカリルー村に行ってもらうからよろしくお願いね!」 ロックス「え?拒否権は…」 ウララ「ちなみに拒否権はないから!」 ロックス「……そうですか…」 ウララ「行く道はこの国の隣のサウン国の近くだからね!」 ロックス「わかりました…」  
/195ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加