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ロックス「………で何ですか?」
ウララ「えぇちょっと気になる所があってね…あなた達に行ってもらいたいのよ」
アリカ「気になる所?そんなものAランク部隊に行かせりゃいいじゃない」
ウララ「行かせたわよ…Aランクの人を10人………全滅よ……」
アリカ「えっ……!」
ロックス「そんな……!」
無理もない。
アルフィーラン学園はS・A・B・C・Dランクまであり今私達がいるのはDランク…Dは《イコール》の能力がまだ開花していない……Aはイコールが3つあり受け入れる依頼も多くなる……それが10人もやられるなんて………それってヤバくないですか?
ロックス「ちょっと待って下さいよ!それってヤバくないですか!?」
ウララ「いや、それが1人だけ帰ってきて最後に言った一言がね。「大人がいない」って言ってたのよ……これがどういう意味かは分からないけど……多分大人だからダメなんだと思うの…だからお願い」
アリカ「だったら別に私達じゃなくても………」
ウララ「アリカちょっと来て?ロックス君はちょっと待っててね?」
ロックス「はぁ……」
アリカ[なによお母さん!]
ウララ[なによじゃないでしょう?せっかくロックス君と2人っきりなんだから行きなさいよ!]
アリカ[なっ///なんで知って………あっ!///]
ウララ[やっぱりね…日頃からチラチラロックス君を見てるんだもん……気になるんでしょう?]
アリカ[///………うん///…]
ウララ[なら決定ね!]
ウララ「ロックス君!明日にカリルー村に行ってもらうからよろしくお願いね!」
ロックス「え?拒否権は…」
ウララ「ちなみに拒否権はないから!」
ロックス「……そうですか…」
ウララ「行く道はこの国の隣のサウン国の近くだからね!」
ロックス「わかりました…」
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