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しばらく二人は月を見ていた
総司は花梨の横顔を見つめる
初めて人を斬ったのに平気なのでしょうか?
総「この先も壬生浪にいてくれますか?」
何となく出た言葉に
総司自信びっくりしている
花「私はここにいるよ
と言うより選択肢はないんだよね(笑)」
総「そうでした
すみません」
花「なんで謝るのらしくないな」
芹沢さんを斬る時
彼女は何を考えていたのでしょうか
花「総司は芹沢さん嫌いだった?」
沖「いいえ、大好きでした」
花「でも今回斬るのに参加してたよね」
沖「それは桃山さんもでしょう
隊務に私情ははさみません」
花「総司・・」
沖「はい?」
花「格好つけないでよね」
強気な言葉と裏腹に
花梨は膝に顔をうずめた
桃山さんは強いわけじゃないんですね
総「以外と泣きむしですねぇ」
花「うるさい!」
その夜
はらはらと流れる
涙がとまる事はなかった
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