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教室にたどり着くと、みんな出席番号順に座っていた。
俺の席は…ラッキー!
一番後ろだ!
そして、前は…カレーパンを大量に貪っている緋川の姿があった。
「ひ~か~わ~!よくも!俺を見捨てたな!つーか!カレー臭いよ!」
「ん?氷室か?やらんぞ?」
「いらねーよ!あの後、門に入るの苦労したんだから!」
「ああいうのは無視をするのが一番だ。下手に意識すると持っていかれるぞ?」
俺は更に青ざめた。
もう…もう遅いです。緋川さん。
俺は彼女と目があってしまいました…orz
「お前…バカ!知らんぞ」
「ふぁ~ん!なんとかならないの?」
「知らん」
「スペシャル牛丼作るから!」
「…い…いらん…」
「おすましもつけるよ!」
「…知らん…」
そうこうしている間に、授業が始まった。
恐怖の授業が…。
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