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「いくぞ!!」
その精霊は、俺に向かってきた。
ガキーン
俺は、それを剣で迎え撃った。
五合十合と何度も剣を合わせた。
「はぁはぁ、やるようになったな」
「ふっ、まだまだだ」
息がかなり切れて相手に対して俺は、ほとんど呼吸が乱れていない。これまでの地道な修行をしてきたおかげで体力には、自信があった。それに加え、この3日で我流だった剣技も精霊と剣を合わせているうちにまとまってきた。その剣技も今では、目の前の精霊を凌駕しようとしている。
(そろそろ、けりをつけるか)
そんなことを考えている中で、思わぬアクシデントが発生した。
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