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また､作品内で登場する『』や""などは､全て引用を意味するもので､登場する歌詞は私の著作ではなく､中田ﾔｽﾀｶ氏､または木の子氏の著作物です｡
また歌詞の引用については、「引用の目的上正当な範囲内」（著作権法32条）であれば、著作者の許諾を受けなくても、引用で使用でき、その正当な範囲内というのは、「その表現形式上、引用して利用する側の著作物と引用されて利用される側の著作物とを明瞭に区別して認識することができること､及び両著作物の間に前者が主、後者が従の関係があると認められることを要すると解すべきである」(東京高裁昭和60年10月17日判決、藤田嗣治絵画複製事件)としています。
明瞭に区別され、かつ、従の関係にある引用歌詞の著作権は、当然のことですがその歌詞を創作した著作者にあります。
従って、引用した著作物には、「合理的と認められる方法及び程度により出所を明示（同48条1項）」しなければなりません。その際、名前が明かな場合には、著作者名の表示（同条2項）が必要で、違反すれば50万円以下の罰金（同122条＝親告罪ではない）が科せられることもあります。
また､当小説につきましては､次項の｢作品概要｣をご覧になって下さい｡もう一度申し上げますが､当小説に登場する歌詞は中田ﾔｽﾀｶ氏､又は木の子氏の著作物です｡
歌詞は私の著作ではなく､私は中田ﾔｽﾀｶ氏､木の子氏の歌詞をもとに､物語構成(当小説の執筆活動)のみを行っています｡
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