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「薮、そろそろレッスン始まるぜ。」
「あ、あぁ。今行く」
遠くからメンバーの声が聞こえ、少し小走りで向かう。
その時
―ガクン!――
急に目眩がして、足元からガクンと崩れ落ちそうになる。
「「「「「「「「「薮(君)!?」」」」」」」」」
練習をしていたメンバーも一斉に俺の元に駆け寄る。
「大丈夫だから…」
「全然大丈夫じゃないだろ!
また倒れちゃうといけないから今日はもう帰んな。」
高木が優しくそう言った。
「うん…ゴメン」
申し訳なさそうにみんなに謝るとレッスン場を出た
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