第1章
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「おや、来るのが遅いではないか… 智也副会長」 初めて少年の名前が出た瞬間だった。 「すいません。 寝坊したんです。 許してください会長…」 智也は大粒の汗を額に浮かべながら後ろを振り返り謝った。
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