プロローグ

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--5年前 母「美咲本当にいいの?」 心配そうに見てくる母を 気にせずに私は荷物をまとめる 「…いいの。もう決めたことだし」 母「でもッ!!…」 バン!!! 大きな物音にびっくりする 「私がいいっていってるんだから…もうやめてよ」 ダンボールを持ち 私は玄関に向かう 母「…」 悲しい顔で私の後ろ姿を見つめる … ガチャ.. 「お願いします」 私はトラックに乗ると 運転手さんに挨拶をして 前を向く ---さようなら 祐... さようなら 私の街--- 大好きだったこの街と別れた 中3の夏
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