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「はぁ~。いーやーだー!!!!」
先生が体育館は出て行った後、部長である愛はその場にしゃがみこんだ。
「愛先輩?どうしたんですか?」
ダンス部1年をまとめる美姫が愛に声をかける。
『気にしなくていいよ』
「?」
「少しは気にしようよ!!!!」
『大方、゙何であんな嫌みな男とー!゙とか思ってるんでしょ?』
「うっ…」
『バレバレだって、とにかくやることはやってよね?』
「えぇー!美羅やってよ!」
『あんたが部長でしょうが!!』
「先輩、先輩。それって、真之介さんですか?」
「『名前は知らん!』」
『とりあえず、ダンススクールに通ってる男子だね。』
「あー!!マジムカつく!!」
「何があったんですか?」
「麗!よくぞ聞いてくれました!あれは、9月の体育祭の時です…」
『また、始まった…』
「部活紹介が終わって、団のテントに帰って、応援していると…」
(さっきの部活紹介でさー、思ったんだけど、何でダンス部あんなのが部長なんだろ。他のメンバーの方が絶対上手いし…。それに、あんなのとペア組んでる子が可哀想)
「とか抜かしたんだよ!!あの男は!!!!」
部長→愛
愛のペア→美羅
『その時から、愛の中で天敵になったんだって』
「そんなことが…」
『さっ、その話はもう終わり!練習しよ?』
「「はい!」」
「ちょっと、ま!まだ続きが!!『愛?時間ないんだって』…はい」
そんなやり取りをみて笑う後輩達。
ダンス部は今日も平和(?)に部活を開始した。
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