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未知…
よく考えれば未知と
2人っきりになるのは久しぶり
近くにいるだけで
ドキドキが止まらない
好き
なんて言葉より愛しい
受験が終わってしまったら
未知は塾をやめるのかな?
そしたら俺は…
「ん…あれ?」
「お!起きたな…」
「…。私、寝ちゃったんだね」
「おはよう」
「…うん、まだ眠い」
まだ寝させてあげたいけど
さすがに時間がな…
「ほら、未知。時間みろ。
親心配するぞ?」
「帰りたくない。」
あまりにも寂しそうな顔をする
未知に俺は心を奪われた
笑顔が印象強くて今まで
未知の寂しそうな顔をみたことが
なかった。
「なんてわがままだね。
帰ります。」
未知は帰る支度を始めた
「未知、一緒に帰ろう。」
俺はそういうと自分のかばんを
とりに行った
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