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「ひ、ひさしぶり」 荒神は完全に気圧され、笑みが引きつっている。カラダマはそんな事は気にせずに、話を続ける。 「荒神少佐がこちらにいらしていると聞いた時は本当に驚きました。まだ、最前線で戦っているとばかり思っていました。」 「あ、ああちょっと機体の調子が悪くてな整備に近場だったここに来たんだ。ついでに頼まれてた講師の話を終わらせに……というか近いんだけど」 カラダマの顔は荒神の顔に当たりそうなほど近くにある。 「あら?すみません」 「……何媚びってるのよ」 ボソッと呟いたのは、黙っていた大和だ。 「あら?大和さんいらしたんですか?」 「ええ、残念ながらいました」 2人はただならぬふいんきをかもし出している。
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