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「大和さん今だに荒神少佐に付きまとっていましたのね?」
「カラダマさんこそ、スクール時代から、荒神少佐にお色気ばかり使ってるじゃないですか?」
「悪いかしら?」
「悪いわね」
火花が散っている気がするほど睨み合う2人に、挟まれるような形で立っている荒神は困ったように、
「お、おい2人とも場所を考えろ」
2人が周りを見回すと周りにはパイロット学科の黒い学服を着た生徒と、赤を基調にした魔法学科の生徒が3人を避けるように、円形に立っている。全員なんともいえない表情を浮かべている。
「…………」
「…………」
2人は黙って互いの顔を見合わせ、
「な、何をしている!!さっさと移動しろ!!」
「さ、さぁ魔法学科の方も移動してくださいまし!!」
2人とも顔が真っ赤である。
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