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「……ゴホン!!気を取り直して……諸君おはよう!!」 「「「おはようございます!!!教官!!!!」」」 中尉は教室に入りホームルームを始めた。 「今日は前々から話していた通り、魔術学科との合同演習…」 中尉は真面目な顔の生徒達ばかりだ。 「諸君らが待ちに待った、ロボットでの演習だ!!」 全員の感情が高ぶってきているのを大和は感じた。 「その演習のために今回は特別講師を呼んである!!少佐!!どうぞ!!」 大和に呼ばれた少佐は教室の中に入っていく……ざっと見ると男ばかりだ。女子は数えるほどしかいない…… (まぁ、女子はロボットより魔法か) 中尉が場所を空けた場所にいき、生徒の方を見る。 「え~諸君おはよう、俺あ、いや、私が荒神トワ少佐だよろしく」 さっきの大和と違い間の抜けた感じのあいさつだ。
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