神岡ユリ

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『緊張するなぁ…』 私はそう呟いた 「大丈夫ですよ!!皆いぃコたちですしね」 この先生は優しそうで穏やかだった 「ほら!ここが貴方のクラスですよ」 教室の外まで聞こえるような大きな声が中から聞こえてくる 「私が合図をするので入ってきて下さいね?」 そぉ言って先生は教室に入っていった 数分後――― 「入って来て下さい」 先生の声が聞こえ 私は教室のドアを開けた 一瞬で静まる教室 「九州地方から引っ越して来た神岡ユリさんです」 『神岡ユリです。皆さんどうぞよろしくお願いします。』 そぉ笑顔でいった 拍手がちらほら出ていた 「神岡さんの席は…雪川さんの隣ね」 『こっちだよぉ』 手を振っているあのコの隣に行けばいぃのか… 私は鞄を持って席に移動した
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