第1章

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△▼△ 地下へと下りるエレベーターは、直径10mの透明なチューブの中にある。 映画館のように並んだ席に適当に座り、オレと深鈴は発車を待った。 第二新東京市へは、東京の各要衝にある駅から下りることができる。 オレと深鈴はいつも、東京駅8時00分発、第二階層行きのエレベーターに乗って、第二階層にある大学へ通っていた。
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