751人が本棚に入れています
本棚に追加
梓「おい、どうなんだよ」
いつまでも黙ってる俺に痺れを切らして来た梓が俺の肩を強く握る。
なんで梓がキレんだよ。
海「うるせぇな…」
俺のイライラも限界だ。
お前に何が分かるっつーんだ??
いちいちうっとーしいんだよ。
どう見てもこれは梓に対する八つ当たり。
それは分かっていても誰かにぶつけたくて。
ぶつけないと俺が俺じゃなくなるような気がして。
気持ちの整理がついてねんだ…
梓の手を振り切り梓を思い切り睨んだ。
梓「ちょ、おい。
なんだよそれ。俺は海斗が心配で…」
そんな声を無視して、まだまだ子供な俺は近くにあった机を蹴飛ばし教室を後にした。
最初のコメントを投稿しよう!